ロングボードのサーフィンで最初にぶつかる初心者の壁が ゲッティングアウト(沖に出る動作) です。ロングは浮力が高いのでショートのようにダックダイブができず、波をどう越えるかが上達のカギになります。今回は、初心者でも使える“波の越え方”を中心に、プッシングスルー・ローリングスルー・シッティングスルーの3種類を詳しく解説します。

■ ロングボードの波の越え方「3つの基本テクニック」
① プッシングスルー(小〜中波向け)
もっとも頻度が高い越え方。波が来る直前に
両手で体を持ち上げて、ロングボードと体の間に波を通します。
この動きを一瞬で行います。上半身だけでなく足の方まで浮かせるのがコツ。波との“タイミング合わせ”が大事。初心者でも練習しやすい代表技。
② ローリングスルー(中波に効果的)
ロングボードを持ってひっくり返る方法です。
ポイントは、腕を伸ばさない、体にロングボードを引きつけた状態でひっくり返ります。波が通過したらすぐに戻るのもコツです。これで戻されなくなってきます。
③ シッティングスルー(安全で初心者向け)
ロングボード特有の便利なテクニックがこの シッティングスルー。
やり方はシンプルで、ボードのテール寄りに座る(シッティングポジション) 波が来る直前にボードを軽く引きつける と同時に波をボードの裏に当ててボードの上でふわっと上下する という動作です。タイミングが大事です。
プッシングスルーやローリングスルーに比べて体力消費が少なく、安全性が高いのが大きなメリット。波自体を“いなす”感覚で、胸〜肩サイズまでなら十分使えます。波のサイズが読めない初心者ほど覚えておくと安心。

■ ゲッティングアウトを成功させるコツ
必ず漕ぎ続ける(止まらない) 動きが止まった瞬間に波に戻されるので、とにかく前進をキープ。 セットの“間”を狙う 波が落ち着く間隔を見つけるのが、最も効率の良いゲッティングアウト。 正面から波を受ける 斜めに当たると板が振られやすいので、波に対して真っ直ぐ構える。

■ まとめ:ロングボードのゲッティングアウトは“波を理解する”ことが上達への近道
ロングボードはダックダイブができない代わりに、プッシングスルー・ローリングスルー・シッティングスルーを使い分けることで、初心者でも沖に出る効率が大幅にアップします。最初は難しく感じて当然ですが、波のサイズや力を読みながら繰り返すうちに、自然と通過ポイントやタイミングが見えてきます。
ロングボードならではのゲッティングアウトを身につけると、波に乗れる本数もどんどん伸びていきます。ぜひ、次のサーフィンで試してみてください。



















