ロングボードの魅力は、ゆったりとした時間の中で波と一体になれること。まず波待ちは、アウトあたり、常に周囲のサーファーと距離を保とう。背中で風を感じながら、波のピークがどこで割れているかを観察することが上達の第一歩。
波を追うときは、早めのパドリングが鍵。ロングボードは浮力がある分、加速がゆるやかなので、波が迫る前から余裕を持って漕ぎ出そう。視線は進行方向へ、波に押される瞬間に胸を少し上げ、ボードを滑らせる感覚を意識する。焦らず、リズムを感じながら波と呼吸を合わせることが大切だ。
早めに漕ぎ始めるとパーリングの可能性もあがります。
ポイント選びでは、ビーチブレイクの緩やかな波が理想。初心者ならひざ腰サイズの波で練習を。波待ちの時間こそ、自然と向き合う贅沢な瞬間。海と対話するように、自分のリズムで波を感じよう。



















